ありしひのうた

まだ初々しかった益田元刑事とお客さんに優しい余裕の和寅。絡新婦の事件後、探偵弟子入り直後くらいで。
「あーもうこんな時間だ。書類も書いたし、もうお暇しますよ」
「もう遅いですし、益田君泊まっていったらどうです」
「え?そんな、お構いなく」
「いいんですよぅ。そのかわり私と雑魚寝ですけどねえ」
「え、い、いいんですか?」
「ヨロシクナイぞ!和寅!」
「どうせお世話すんのは私だし、良いじゃないすか。なんですよう」
「僕だけ除け者にするとはどう言う了見だ!僕も一緒に雑魚寝だ!」
「すいやせんねえ。ウチの先生子供だから」
「はあ…」
てな感じで。大の男3人で雑魚寝な薔薇十字探偵社。
絡新婦の頃の真面目で好青年風だった益田はもう帰って来ないのでせうか。時代は流れる(笑)。「和寅君」とか呼んでたのになァ。いつのまにか「和寅さん」って。と言いつつ、益田の前髪長くしすぎた。
タブ一発書き。なんか私の絵じゃない感じ。







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