こあくま!!

ちょっとおおきくてすみません…!



いちゃいちゃな(青)木下青。
こっちもメンタル:青木下で、物理的には木下青が好みです。

ヘタレ木下が小悪魔青木に翻弄されればいい!
木場には素直に甘えるのに、木下には「圀の反応が楽しいから」って色々わかってやるといい。
むしろ木場←青前提の木下→青で、片想いで色々ストレス溜まってる文蔵にいじられたり文蔵を慰めてる木下とかね。
木下がいかにヘタレながらも甘やかしてくれるかを引き出す青木様w(この場合とは別に、木場青だと木場にはときめき乙女すぎて駆け引きすら考える以前なのに先輩は見事に引っかかってればいいww)
それだけ木下に甘えることが普通になるほど大事で大好きなんだけど、木下が好きなのかどうかワカラナイまま、なんでだろう…と悩んだまま、ぺったり木下にくっついたりするのが無意識に必要になれば良いよ文蔵!!
青木は木下にくっついてると安心するんだけど、でもそれを自分が相当木下の事好き、ッてみ認めたくないといい。好きなんだけど、それは素直になれない!!
木下は青木のことが大事すぎて『青木の気持を尊重したい』からなかなか告白しない(出来ない)。それに、木下もそれで幸せならいいんじゃないか、っていうスパイラル。木下はそういう青木を最初「やっぱ自分のことなんて…」って不安に思ってたけど、青木が頑固に認めたくないだけってのを悟って安心はしてる。でもでもやっぱり翻弄されるといい。
ってのをどうにか乗り越えてカプになるには、おそらく青木様が焦れてキレたくらいしか思い浮かばないwww


まあそういうの前提で。
ふたりでいるときは文蔵が木下にひっついてるのがデフォで甘えてればいい!木下はガチガチになりながら、許してれたらもっといい。
「文さん…その」
「んー?なんだよ圀」
「なに、してんの?」
「ネクタイ外してるんだけど。判らないか?」
「そ、りゃ判るけど…なん、で」
「いや?」
少し顔を曇らせてこ首かしげて上目の童顔で顔をのぞき込む青木に、慌てて木下は首をふる。
「いいいいいいやじゃない!」
「なら、いいじゃないか。僕はこうしたいから、してるんだよ。だからさ」
にっこりと微笑んだ青木は、シュッ…と衣擦れの音をさせて木下のネクタイを取り去った。そして言葉を切ったあと、木下の首に回した方の腕に力を入れて、より木下に密着して彼の首で囁く。
「――だから圀、お前もしたいことすれば、良いだろ」
「――え?」
聞き返した木下に、もう一度彼の胸にすっぽり収まるようになった青木はそっけない口調で続けた。
「お前のそっちの手――さ。どこ置きたいんだ?」
「ええ…!?」
なんで判ったのか!と固まっていた木下は慌てて手を引っ込めようとした。その手は、先程から青木の肩を抱こうとして抱けずに宙を浮いていたのだ。その動きを遮ったのは、青木だった。
「圀も、したいようにすれば――いいのに」
そっけない口調ではあったが、青木の伏せた顔が耳まで紅いことに気付いた木下はゴクリと喉を嚥下させてから、自分も同じだけ赤くなった。そして意を決して青木を強く掻き抱く。
「ちょ…!圀!痛い!!」
「あ、ごめ…!」
青木の悲鳴に、反射的に両手をバンザイの形にさせた木下は青木が睨んでいるのに身をすくませた。
「――なんだよ、おわりか?」
「あ…、そ――じゃなくて」
青木の少し不貞腐れたような言葉に慌てて、今度は壊れ物を扱うように大切に抱きしめた。青木がくすぐったそうに忍び笑いしたのを聴いて安心した木下は、青木のさらさらとしたまっすぐな黒髪が顔に触って心地よいくすぐったさを感じた。
「あのさ文さん――」
「ん?」
「なんで俺の手、判ったんだ?」
木下の問に、青木はくすくすと肩をゆらせて笑った。そして笑みを濃くしたまま学生が回答を得意げに教えるような顔で言葉を紡いだ。
「だってさ、なんだか首のところがあったかい気がして、だから判ったんだよ。またお前迷ってるんだなって。――お前の手って大きくてあったかいからさ」
その言葉に木下は胸の鼓動がより大きくなるのを自覚した。はにかみながら答えた青木は、甘えるように木下の首元へ顔を擦り付けるようにしたあと、またすこしだけ拗ねたような声で囁いた。
「――だから、なあ。圀、お前のしたいこと…これだけ?」
「ぶ――文さん!」
木下の身体にゾクリと痺れが走り、気付いたときには青木の柔らかな唇を奪っていた。



なんてねー。本とはカプ以前の、青木様によるたぬきいじりにしようと思ったけど、甘甘でいってみた。しあわせならいいじゃない!


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