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私服文蔵
二十七歳・職業刑事。
これから小金井まで行ってきます。
キャスケットが変だ。
へえー、そうなんですかい
益田の下らない話に疑いの相槌を打つ和寅。
でも決して相手が厭ではないところがミソ。

同僚 木下青
「木下〜お昼どこ食べにいこう?」
「うお!」
「ん?なに?」
「い、いや…なんでもない。
ど、どこがいいかな〜…っと」
「なんだよー。あ、僕ねえ、
洋食が食べたい」
「じゃあ表通りの洋食屋行こうか」
「ん、行こ行こ!」
いきなり至近距離で話しかけられた動揺を押えきれない木下と、下手な誤魔化しでも誤魔化せてしまうお子様文蔵。
ホントにこいつら刑事か。ボーイズラヴ花満開。
どこまでも文蔵に甘い木下!!なんたって「すまん、言いすぎた」ですから(笑)!
たぶん貢ぐタイプだな圀坊…。
八重歯と口唇 益和
「かーずとっらさん!」
「な…なんなんですかい、くっつくなよ!」
「あれー和寅さん、なんで顔赤いんです?」
「なッなってませんよう!」
「いえいえ、真っ赤ですったら。けけけ」
「そ、そういう益田君だって!顔赤いじゃあないかい!じ…自分から来ておいて、そんな顔するもんじゃないじゃないですかい!」
「和寅さん…動転しちゃってますでしょ」
「し、してませんってば!」
「けけけ!」
あー。アホップル。丸顔・太眉・デカ目・厚い唇と、細め顔・細眉・釣り目・薄い唇。
おもちかえり 木場青
居酒屋で一杯・文蔵もお相伴。そして少量のお酒で睡魔に負ける文蔵。
「おい、大丈夫か」
「ふぁ…い〜」
「返事しときながら寝るなっつの。…おら」
当然のように背中に乗せる木場と、ぱふんと乗っかる文蔵。至近距離で熱い息に、密かに心中穏やかでない木場。
「せんぱいー…ごめんなさい〜」
「黙って寝てろ!…オヤジ、お愛想頼む」
「へいまいど。旦那、面倒見良いですね」
「ったく、しょうがねえよ」
「まったまたぁ。嬉しそうですぜ、旦那の顔」
「…黙れボケ。勘定だってんだろ!」
「まいどありー!またのお越しを〜」
一重の瞳 面霊気、読みますた。
一重の瞳な文蔵・真面目にお仕事モードが萌えですた。しかも薔薇十字団のヤツラと一緒にして欲しくないみたいなところが良いッスね。
なかなか文蔵の伏線(豊島署時代の同僚とか、日韓関係に一家言(インテリ?)とか)も引っ張ってあって夏彦先生、気になるんですけど!!伏線じゃないって?いいよそれでも。
そして警視庁復帰おめでとう〜わぁい!でも木場さんとはニアミスー(涙)。早く帰って武士…!
探偵社に事情聴取した時、ビルの外で木下刑事がハチ公の如くお出迎えしておると確信しております(笑)。
という事で、一重の目を細めて事情聴取中の青木刑事。
視線の先には被疑者(仮)益田。芝居ッ気たっぷりのため、てこずっております。なんとなく色塗りはピンクっぽく。
はめられますだ 面霊気の益田。
卑怯が信条ですって(笑)。鬱陶しげな前髪だ。和寅のSな突っ込みに、妙に反応するところがたまりません。
日頃の仕返し
またもや面霊気。よっぽど永月にとってツボだったようです(笑)。
ここぞとばかりにキツいお言葉をぶつける和寅。
その言葉にイチイチ妙に突っかかる益田が笑える。なんだ和寅ってば、いつもセクハラされてたりして、鬱憤溜まってたところの反撃なのか(笑)?
しかし和寅はイザ実力行使になると恥かしがっちゃうのをキボン。
あとで益田に反撃されるの必至。
捜査一課内休憩用ソファにて
青木わんことご主人木場。
昼休みの警視庁。新聞を読むご主人様のわんこは膝の上でご機嫌。お昼も食べておなかいっぱいだし、窓からの日の光が気持ちいいし、ご主人様の体温が暖かくて心地よいし。とろりと眠気に誘われて。
木場さんの広くて分厚い胸板にぺっとりひっついて、わんこはおねむです。
「今日もながら、たいした記事じゃねえなぁ…っておい!」
至って平和な記事ばかりの新聞を閉じようとした木場さん、おねむなわんこ発見。幸せそうな小さい寝息が、 かすかに自分の胸にかかってくすぐったいのを自覚してしまった木場さん、もう駄目です。心音が早くなってきたのも気付きませんから。あどけない寝顔に、木場さん心中穏やかでありません。
「あー…」
意味のないつぶやきが零れます。
このクソガキ、こんな無防備に安心しきったみてえなツラしやがって…って言うか、こいつずいぶん成長した割にゃあいつまでたっても顔はガキみてえなツラだな。
つーか、もう一応年としちゃあ成犬になッてんだよな…。もう…ガキじゃあねえんだよなこいつ一応…。
「め、目がやべえ…!」
木下君、今回ばかりはあどけない童顔のわんこより、真剣にわんこをみつめて何か思い詰めた表情のの木場さんの方がインパクト強かったようです。
木場、何考えてんでしょうか(笑)。
一応わんこは成犬(っても高校生程度)ですよー。童顔なのよー。木場が拾ってきた時点で思春期でしたから!
わんこ成長日記、新しい頁がご主人様によって開かれるきっかけとなるのか。ご主人様、なんかやる気満々みたいよー(阿呆)。
そして例によって仕事場で目の毒気の毒を見せられる、かわいそうな木下。
きぬぎぬのあさ
「木下ー眠い〜」
「あ…ああ、すまん。でもちょっとジッとしてて呉れよ」
「まだ眠いー」
「ごめんな、ホントごめんな…。あ、青木」
「ん…なに?」
「その、痛いとこないか?大丈夫か?」
「だいじょぶー。ッて言うか、さっきから木下心配しすぎ。合意の上なんだから…その、あの別に木下の所為じゃないってば…」
「だけど…ごめん…」
「もう良いッてば!うざい」
「あ…ッ!…すまん」
「…」
「あ、青木!?怒ったのか?!」
「…」エンドレス心配性木下。寝不足+過度の運動で朝から文蔵は眠気満々。
そんな文蔵は心配でならない木下、朝の身支度の時に、ウザい程聞いてきそうだ。
そんな圀坊がウザいと思いつつ、でも嬉しい文蔵姫様。…え?ラヴラヴでしょう。これでも(笑)。 これでもエリート刑事…。
絶対ウザいと思いますよ!あいつ。
そんで文蔵が怒ったのもよく判ってないと更に良い感じです!ただただ文蔵が怒ってるのに翻弄されて欲しいです(笑)。
少なくとも出勤途中は口聴いてもらえなさそうな圀坊…。それでも懸命に、ヤツなりの心配空回りで笑わかしてくれそうです!
文蔵がなんか腰に手を当てただけで、里村先生@医務室へ担ぎ込みそうです。泣きべそかきながら。
服装の乱れは心の乱れ
「ったく、この頃暑ぃなあ…」
「もう6月だし初夏ですもんね。あ、先輩用意良いですね、扇子持ってるー。…えへへー先輩、僕にも扇いで下さいよ」
「しょうがねえな、おら」
「ぷわ!強風…!涼しー」
「用意の良い先輩に感謝しろよ」
「はーい。ありがとーございます!」
「あ、もうこんな時間だ。先輩、お昼休み終わりですよ」
「しゃあねえな…行くか」
「はーい。あ、先輩」
「んだよ」
「ネクタイ、キチンとしないと」
「かまわねえよ。暑ぃんだしよ」
「駄目ですよ!服装の乱れは心の乱れです!ほら木場さん、こっち貸して下さい」

「っち、小煩瑣ぇな。女房みてえな事言いやがって…」
「先輩って奥さん居ないじゃないですか」
「…ものの喩えだ。喩え」
思わず零れた言葉に、言った後から気付いて我ながら動揺する木場。フツーに切り替えされて、なんだか赤面してしまう木場。基本的に文蔵は鈍感であって欲しい。










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