突入捜査。


1968年、警視庁捜査一課ベテラン刑事(巡査長まで根性でまたはい上がって欲しい願望)のおっさん木場51歳。ゴールデンバット吸ってる。
順調に出世した警部補の青木43歳。(塗仏始末で、木場の「手前は行儀の良い地方公務員だろうが」に否定も肯定もしなかったため(非道い言質の取り方)
出向の国家公務員説を取りたいんだが、それだと交番のお巡りさんにはならない…っけ?あ、今で云う国家二種ならなんとかなるか。戦後混乱期だし!!
階級は確か文中で明言されてなかったから、二種で巡査部長スタートでも降格で巡査と考えれば…)

少し青木もしたたかになったものの、まあでも相変わらずみたいな。
偉くなってもずっと先輩のあとついてて、それがくすぐったいけどしょうがねえや、なんて思ってる木場。指揮と言いつつ、自分も特攻組に入ってる青木。
三年か五年くらい前に、揃って二人とも一課に再配属されればいい。木下はずーっと本庁一課畑にいそうだな。
青木はあれだ。何年か察庁勤めん時に、同じく国家公務員の郷嶋(こちらは元内務省員なので、確実に近く国家公務員だと思う)に絡まれてたりするといい。

そんで帰ったら、木場にぎゃんぎゃん愚痴って逆に説教されるんだよ、だから手前が隙だらけでポヤポヤしてやがっからだろうが、なんて説教しつつも、
でもそんな事を青木が泣きつくのは自分だけだってわかってるから、郷嶋あの野郎とかあるけど結局、心の奥底は嬉しいとかもう駄目だ末期だ。
あ、もうこのふたり小金井の家で二人生活してればいい。
勝手に昭和30年には小金井で暮らしてると思ってるから。文蔵が押しかけてきそうな。

あああ、そうこの人達は、どっちかってーと衆道的なのが一生続いちゃった的なイメージで。うわあああ。









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