■人物設定■
黒字は原作に表記されている部分、灰色字は永月の想像で補強。
とりあえづ当サイト内ではこんな感じ。(〜ジャミまでを参照にしてあります)
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中禅寺秋彦 古書肆『京極堂』主人 武蔵晴明社宮司 拝み屋 ・1923年1月青森県生まれ ・1939年 第一高等学校・文甲(文系・ドイツ語専攻)入学 ・1942年 東京帝国大学文学部進学 ・1943年 徴兵後、陸軍第十二研究所に配属へ配属 ・戦後 一時期、国語教師となる。 中野区に古書店『京極堂』を開店 ・仏頂面 ・本大好き・蘊蓄好き (戦後に國學院あたりの神主研修を受けたか専攻科に行った可能性ありか) |
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関口巽 作家 ・1922年東京生まれ。父母は揃って教師。 ・1939年 第一高等学校・理乙(理系・英語専攻)入学 ・1942年 東京帝国大学理学部進学 ・1943年 学徒出陣により、第一師団所属少尉として南方へ出征(部下は木場) ・戦後 大学研究室へ戻り、粘菌の研究を進める ・1950年 作家としてデビュー ・挙動不審で鬱気味 ・多汗症で猿に似ている (姑獲鳥でドイツ語が読めなかった+理系なので、自動的に高校のクラスは理乙だろう) |
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榎木津礼二郎 探偵 自称・神 ・1918年 東京生まれ。榎木津幹麿子爵の次男 ・1935年 (旧制)学習院高等科入学 ・1938年 学習院卒業後、第一高等学校文丙(文系・フランス語専攻)へ入り直して入学 ・1941年 東京帝国大学法学部入学 ・1943年 大学を繰り上げ卒業後、海軍将校として活躍 戦後 一時期アプレゲール生活を営んでいた 神保町に薔薇十字探偵社を開設。探偵となる。 ・黙っていればビスクドールのような色素の薄い人。美形で通る。 ・でも黙らない生きることに素直な人。人の過去の視覚が見える。 (木場との年齢差が微妙になるので、38年以前に高校入学していて一高に入り直したモラトリアム留年と言う感じ@「摩利と新吾」の紫乃先輩みたいな雰囲気) |
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木場修太郎 (詳細設定はこちら) 東京警視庁捜査一課刑事 巡査長 (左遷先→麻布署刑事課) 使用銃:S&W M10 ・1917年東京・小石川生まれ。石屋の長男。 戦前 陸軍第一師団所属伍長として奉職。 ・1944年初頭 軍曹に就任、南方戦線へ転属(分隊長は関口) 戦後 東京警視庁に警察官として奉職 ・1952年 豊島署勤務を經て、警視庁捜査一課へ(青木とともに) ・1953年 降格のため、麻布署捜査二課へ 小金井・親類の老婆の家の二階で下宿 ・四角い。オッサン。でも意外に繊細。 ・江戸っ子。 |
青木文蔵 (詳細設定はこちら) 東京警視庁捜査一課刑事 巡査 (左遷先→小松川署派出所勤務) 使用銃:コルト・ディテクティブスペシャル ・1926年(T15)宮城県生まれ。父は宮城県庁職員。三人兄弟妹の次男 ・1937年 東京へ上京。五修で持堂院高等学校尋常科へ入学 ・1941年 持堂院高等学校高等科文甲(文系・ドイツ語専攻)へ進学 ・1943年8月 時局のため繰り上げ卒業・第13期海軍飛行予備学生に ・1945年6月 特攻隊に志願・准尉として出撃するも視界不良で断念 戦後 警視庁警察官として奉職 ・1952年 豊島署勤務を經て、警視庁捜査一課へ(木場とともに) ・1953年 降格のため小松川署へ。年末本庁へ復帰 水道橋・老夫婦宅の離れに下宿 ・童顔。小芥子に似ている。頭が少し大きい ・暴走先輩のあとを一直線。よく怪我をする |
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鳥口守彦 カストリ雑誌『月刊實録犯罪』記者 兼カメラマン ・1927年早生まれ 福井県生まれ 写真家を志していた 戦後 上京、赤井書房に勤務。 現在 赤井書房勤務 荏原の中華蕎麦屋の二階に下宿 ・「うへえ」が口癖。間違った諺のボケが味。 ・シベリアンハスキーに似て、体格も良く、ものをガツガツと食べる |
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益田龍一 探偵見習い ・1927年生まれ。父はヴィオラ奏者・母はピアノ教師 戦後、神奈川県警に警察官として奉職。のち刑事課へと配属 ・1953年 神奈川県警刑事を退職。薔薇十字探偵社へ押しかける 現在 探偵見習い ・前髪が長く、切れ長で幾分つり上がった目で、けけけと笑う ・卑怯で軽い人格をペルソナとしている。本性は根暗 |
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安和寅吉 探偵秘書 兼給仕 ・1930年東京生まれ。父は建具職人。兄一人(実家は榎木津邸内) ・1942年 旧制中学へ入学 ・1946年 中学退学 戦後 建具屋へ一時期弟子入りする 榎木津が薔薇十字探偵社を開設時、ともについて行く 探偵秘書を自称しているが、実態は給仕とも ・くせ毛で色白、厚く紅い唇。彫りの深い濃い顔 ・おしゃべりで野次馬だが、本人は意外と神経質 ・左足(主に足首)が建具屋時代の怪我のため悪く、走れない |
木下圀治 東京警視庁捜査一課刑事 ・1926年東京生まれ。農家の息子。 ・1938年 尋常小学校卒業 ・1942年 実業学校(農業)卒業 ・1943年 東京警視庁消防部消防課に年少消防官として奉職 (半年前から雇員として早期就業させられる) ・1945年9月 東京警視庁警察官に転官 現在 警視庁捜査一課刑事 ・柔道の達人で、狸に似ている ・幽霊が怖くて「臆病者」の名が付いている。娼婦が嫌い ・学業と云うより、柔道のために学校行っていたり |
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郷嶋郡治 東京警視庁公安一課四係 使用銃:FN ブローニング・ハイパワー ・1920年 上海生まれ。 父は満鉄調査部・上海事務所調査課。美術品専門家 小学生時代はShanghai Municipal Schoolに通う ・1932年 British cathedral schoolへ進学 ・1933年 父親の転勤により、持堂院高等学校尋常科2年次へ編入 ・1935年 上海の東亜同文書院商務科・第35期へ進学 ・1937年 7月・第二次上海事変で負傷、半年間休学して東京へ 休学中、内務省警保局保安課・山辺機関の雇員に ・1939年 東京帝国大学法学部へ進学 ・1942年 高等文官試験に及第。内務省正職員になる 戦中 陸軍第十二研究所へ出向 戦後 警視庁公安一課四係として奉職 ・『サソリの郡治』と言われるほど執拗い仕事ぶり ・舶来ものの眼鏡や煙草(ゲルベゾルテ)を愛用 |